Spec - 1 家計にも環境にもやさしい! 高気密・高断熱
全棟、光熱費のシミュレーションをおこない、省エネ性能を目に見える形で提示しています。
新築においては、断熱性能の計算書と評価機関発行の性能評価書を添付しています。
増築においても、増築部分の計算書を発行しています。
UA値(平均熱貫流率)
UA値とは壁や屋根、窓などから逃げていくエネルギーを表す数値で、小さいほど逃げていくエネルギーが少なく、断熱性能が高いことを表しています。長期優良住宅の基準は、富山県では0.87(W/㎡・K)以下となっていす。
一会建築では、「HEAT20」(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)で定める「G1」以上を推奨しています。UA値は、0.48(W/㎡・K)以下となります。「G2」仕様はUA値、0.34(W/㎡・K)以下となります。
樹脂サッシ - スタイリッシュかつ高性能「エルスターS」「エルスターX」
断熱構成の弱点となる窓は、リクシルの樹脂サッシ「エルスター2」「エルスターX」をお勧めしています。
窓のフレーム部分をスリム化しスタイリッシュでかつ、熱橋部の面積を減らした高性能樹脂サッシです。
断熱材 - コストパフォーマンスに優れた高性能グラスウール
とにかく、断熱工事にはこだわっています。
施工の精度に性能が左右されるグラスウール。丁寧な工事でしっかりと気密施工します。
「G2」仕様の場合、天井が高性能グラスウール16k 240mm+気密シート&気密テープ。
壁が高性能グラスウール28k 120mm+気密シート&気密テープ。
基礎は内側断熱。スタイロフォーム+気密キソパッキン&発泡ウレタンでしっかりと気密施工します。
※その他ご希望の各種断熱材にも対応いたします。
エルスターS


エルスターS
高性能GW イゾベール・コンフォート
0.038[W/(m・K)]
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高性能GW イゾベール・スタンダード
0.038[W/(m・K)]

住まいの性能 3つのハイスペック
Spec - 2 安心の耐震設計! 全棟、許容応力度計算(構造計算)
一会建築では、新築工事はもちろん増築工事においても全棟、許容応力度計算を行っています。
現在、2階建て以下のほとんどの木造住宅は、建築基準法で構造計算が免除されています。
代わりに壁量計算などで、簡易的に耐震のチェックが行われています。耐震等級1に当たる計算法です。
近年多発する震災の事後検証で、この耐震等級1では十分な耐震性能が確保されていない事がわかってきて、
許容応力度計算の重要性が認識され始めています。
・許容応力度計算と、耐震等級1の違いとは
フタを開けたままの段ボール箱と、フタをガムテープで閉じた段ボール箱を横から押してみてくだい。
想像するだけでも違いが分かりますよね。耐震等級1の計算法と、許容応力度計算の違いを簡単に言うと、こんなイメージです。
耐震等級1はフタを開けたままの状態でも、垂直な壁の量さえ満たせば良いとされる計算法です。
また、積雪や建物自体の荷重が計算されないのも大きな違いです。
一方、許容応力度計算では閉じたフタの強度も検討されます。また、積雪などを加えた荷重の伝わり方まで検証し、それによって生じる破壊力なども詳細に検討されます。基礎、鉄筋や構造材、接合金物などについても、破壊されないか詳細に検討されます。
地震力係数を、耐震等級3では1.5倍に、耐震等級2では1.25倍にそれぞれ割増しして計算を行います。
一会建築では、図1の項目すべてを許容応力度計算で検討し、安心の耐震性能を提供しています。
※最新の(公財)日本住宅・木材技術センター発行の「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)」に準拠しています。




Spec - 3 安心の耐震性能! 耐震等級2・3
耐震等級3とは
極めて稀に(数百年に一回)発生する 地震等による力の1.5倍の力に対して建物が倒壊、崩壊等しない程度
耐震等級2とは
極めて稀に(数百年に一回)発生する 地震等による力の1.25倍の力に対して建物が倒壊、崩壊等しない程度

一会建築では「耐震等級2」を推奨しています。

えっ!「等級3」ではないの?
じつは富山県で耐震等級の検討をする場合、150㎝の積雪荷重を加えなければいけません。
その重さは20坪の屋根でじつに30トンにもなり、地震時の揺れがより増幅されます。
そのため太平洋側など積雪の影響のない地域と比べ、等級2でさえ一般の等級3のさらに約1.9倍から2倍以上の耐震性能があり、じつはとてつもなく頑丈な建物なのです。
上のグラフのとおり、最深積雪量150㎝は昭和56年までさかのぼります。近年の積雪量の減少やイニシャルコスト、設計の自由度などを考えると等級2でも十分で、等級3はオーバースペックとも言えます。
もちろんご要望に応じ、耐震等級3も施工しております。ただ、そこを説明せずに一律に等級3を押し付けるのは間違っていると思います。